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ヘチ釣り/コスリ釣り/落とし込み/前打ち/探り釣り/穴釣り/など、その他、脈釣り全般で釣れるならなんでも挑戦、というような釣り人の釣りに関する日記です。 時々それ以外の釣りもしますが、ダイレクトなやりとりがたまらない脈釣りを愛好しています。 たまに変な釣りを思いついて試すこともあり。 ゲットした釣具の紹介や、出張先での釣り日記なんかも公開していきます。

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Posted by naturum at

2015年08月27日

初渡船 神鋼ケーソンへ。

ある日、突然渡船に乗ることになりました。
土曜日の瀬戸内は釣り人がびっしりで入る余地がないです。
関西の渡船は安い、これならいける。
ということで初めてのケーソンへ。

工場から直結しているものの敷地内に入れないので渡船で渡る有名な場所です。
ほとんど沖堤、全長1.2キロ。広々として快適。
向かいの播磨新島の長い防波堤には人が詰まってました。

釣り時間は17時から22時、焦ります。
時間制限はいつも終電だったので結構のんびりしてたのですが、
初めての渡船に初めての場所で要領もわからない。
乗船時間は10分程度、客はいかにも俺釣り師、というおじさんばかり。
こちらは初めてで素人丸出し。

堤防の折れ目あたりの方で降ろしてもらう。
早速落とすと推進は結構あっていい感じ。
表と裏で潮の流れも質も全く違うのが面白いです。
どちらも探り放題。

あたりはすぐに。
幾つか目でキャッチ、

初めて釣った魚、これ何だっけ、スズメダイかな。
調べる時間もなかったので小さいのもありリリース。
後で調べると「非常に脂が強く、濃厚な旨味」の美味と…
大きさも最大クラスだったみたいで…。

その後は夕暮れが映えるカサゴ、久しぶりのチャリコ。小さいのは全部リリース。
とにかくひっきりなしに釣れます。

普段いく堤防がどれだけ釣り荒れているかよくわかりました。

陽が暮れてシロメバル、久々のちょっと良い型。

外側を探ると慣れないあたりは、アナゴ!
アナゴってだいたい投げ釣りでほっておいてかかるもんだけど、
キワキワに落とし込んでも釣れるもんなんだなあ。あたりがビビッドで楽しいです。

潮の流れがしょっちゅう変わって、その度に釣れる魚種が変わるのが面白いところ。
潮が速くなったら短竿で久々の一本胴突き仕掛けで、これは確実にそこが取れるので容易い方法。
それにしても、希望のチヌはどこにいるのでしょう…。

周りには投げ釣りで竿を7本も8本も出している人がいる。
もう僕は「釣れたらいい」という釣り方は出来なくなりました。
魚たちが餌を感知して咥え、針にかけ、そのすべてのやり取りを振動で感じる脈釣り以外、竿を出さなくなり。
これが自分には一番面白いです。

時間が迫ってきて、大物狙いの常連が詰め寄る灯台の先っぽを探る。
潮が速く水深が非常に深いです。タイコリールで巻くのはちと大変。
底に大きなあたり、なんどか探って、食わせて、かける。
立派な抵抗を見せた、大ぶりなカサゴだった。


これで、幕。
途中から数えるのバカバカしいのでよく覚えてないのですが、30〜40匹くらい。
キープはそのうちのごく一部。
みんな大きくなって帰ってきてほしいなと。

帰りの船に乗ると来るとき明るかったおじさん達が仏頂面。
少し話したおじさんは四国から来ていたが、目当てのメバルもほとんどなかったと。
こっちは30から数えてないです、シロメバル、チャリコ、アナゴ、カサゴの数釣りで、
というと餌から仕掛けから根掘り葉掘り聞かれました。

初渡船、良かったです。
集中できるしゴミも少なく、時間制限があるのも切りが良くて自分には良い感じ。
そうしないといつまでもやってしまう性分なので。
滅多に乗れないけど、また是非、全国で乗りたいです。  


Posted by 涙骨 at 13:57Comments(0)釣り旅