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ヘチ釣り/コスリ釣り/落とし込み/前打ち/探り釣り/穴釣り/など、その他、脈釣り全般で釣れるならなんでも挑戦、というような釣り人の釣りに関する日記です。 時々それ以外の釣りもしますが、ダイレクトなやりとりがたまらない脈釣りを愛好しています。 たまに変な釣りを思いついて試すこともあり。 ゲットした釣具の紹介や、出張先での釣り日記なんかも公開していきます。

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2015年08月27日

初渡船 神鋼ケーソンへ。

ある日、突然渡船に乗ることになりました。
土曜日の瀬戸内は釣り人がびっしりで入る余地がないです。
関西の渡船は安い、これならいける。
ということで初めてのケーソンへ。

工場から直結しているものの敷地内に入れないので渡船で渡る有名な場所です。
ほとんど沖堤、全長1.2キロ。広々として快適。
向かいの播磨新島の長い防波堤には人が詰まってました。

釣り時間は17時から22時、焦ります。
時間制限はいつも終電だったので結構のんびりしてたのですが、
初めての渡船に初めての場所で要領もわからない。
乗船時間は10分程度、客はいかにも俺釣り師、というおじさんばかり。
こちらは初めてで素人丸出し。

堤防の折れ目あたりの方で降ろしてもらう。
早速落とすと推進は結構あっていい感じ。
表と裏で潮の流れも質も全く違うのが面白いです。
どちらも探り放題。

あたりはすぐに。
幾つか目でキャッチ、

初めて釣った魚、これ何だっけ、スズメダイかな。
調べる時間もなかったので小さいのもありリリース。
後で調べると「非常に脂が強く、濃厚な旨味」の美味と…
大きさも最大クラスだったみたいで…。

その後は夕暮れが映えるカサゴ、久しぶりのチャリコ。小さいのは全部リリース。
とにかくひっきりなしに釣れます。

普段いく堤防がどれだけ釣り荒れているかよくわかりました。

陽が暮れてシロメバル、久々のちょっと良い型。

外側を探ると慣れないあたりは、アナゴ!
アナゴってだいたい投げ釣りでほっておいてかかるもんだけど、
キワキワに落とし込んでも釣れるもんなんだなあ。あたりがビビッドで楽しいです。

潮の流れがしょっちゅう変わって、その度に釣れる魚種が変わるのが面白いところ。
潮が速くなったら短竿で久々の一本胴突き仕掛けで、これは確実にそこが取れるので容易い方法。
それにしても、希望のチヌはどこにいるのでしょう…。

周りには投げ釣りで竿を7本も8本も出している人がいる。
もう僕は「釣れたらいい」という釣り方は出来なくなりました。
魚たちが餌を感知して咥え、針にかけ、そのすべてのやり取りを振動で感じる脈釣り以外、竿を出さなくなり。
これが自分には一番面白いです。

時間が迫ってきて、大物狙いの常連が詰め寄る灯台の先っぽを探る。
潮が速く水深が非常に深いです。タイコリールで巻くのはちと大変。
底に大きなあたり、なんどか探って、食わせて、かける。
立派な抵抗を見せた、大ぶりなカサゴだった。


これで、幕。
途中から数えるのバカバカしいのでよく覚えてないのですが、30〜40匹くらい。
キープはそのうちのごく一部。
みんな大きくなって帰ってきてほしいなと。

帰りの船に乗ると来るとき明るかったおじさん達が仏頂面。
少し話したおじさんは四国から来ていたが、目当てのメバルもほとんどなかったと。
こっちは30から数えてないです、シロメバル、チャリコ、アナゴ、カサゴの数釣りで、
というと餌から仕掛けから根掘り葉掘り聞かれました。

初渡船、良かったです。
集中できるしゴミも少なく、時間制限があるのも切りが良くて自分には良い感じ。
そうしないといつまでもやってしまう性分なので。
滅多に乗れないけど、また是非、全国で乗りたいです。  


Posted by 涙骨 at 13:57Comments(0)釣り旅

2015年08月26日

テトラの滑り止めグッズ

私は消波ブロック、通称テトラに乗るのが好きです。
最初は怖かったのですが、昼で周りが釣れていない時でもテトラ周りではほぼ必ず何かが釣れるので、
思い切って乗ってみると病みつきになりました。
今では少し慣れてきたのでエイヤッと飛んで水際のポイントにたどり着くようにも。

最初は普通のスニーカーで行ってましたが、これは予想外に危ない…。
いつも電車釣行で荷物はなるべく少なくしたいので、スパイクシューズなどを持っていくのは避けたい…。
そこでこれを見つけて購入して使っています。


元々は園芸用の商品だったようですが、これがテトラ釣りにはぴったり。
かなりコンパクトになる上に軽いので荷物にもなりません。
靴の土踏まずに当たる部分にかけて、ベルクロで締めるタイプですがフィット感もバッチリ。
ちょっときつくすると締まりすぎるくらいです。
スパイク状のものが4本出ていて、これでがっちりテトラに食い込ませて摩擦力を高めます。
もちろんこれがついていない部分はただの靴なので注意が必要ですが、
そのぶん慎重にもなるので大丈夫です。

私は夏の間はできるだけ靴下を履きたくない性分なので、できればサンダルで釣行したいタイプです。
普通のビーチサンダルは滑りやすいのと鼻緒が抜ける危険があって普段履きにもしません。
釣具店でも販売している通称「ギョサン」、このソールのグリップ力は最高です。
堤防釣り程度ならこれで十分大丈夫、黒鯛の落とし込み師の人も履いてますね。
しかしテトラにこれだけではさすがに心配。
で、先日試してみました、ギョサンxふんばるくん。

こんなかんじです。
後ろのストラップは緩めですが甲のベルクロがかなり締まるので問題なし。
ギョサンのソールの摩擦係数もかなりのものですし、ふんばるくんの牙ががっちりテトラに食いつきます。
今のところ何の問題もなく、かなり険しいテトラ壁に向かって三点保持で踏ん張って昇り降りできています。
おかげさまで先日はテトラ前打ちで念願の石鯛もゲット。


一年近く使っているふんばるくんですが、まだまだ現役です。
今度はマリンシューズに組み合わせて磯にも対応させてみようと思っています。
これは本当にオススメですよ!  


Posted by 涙骨 at 14:04Comments(0)釣り道具

2015年08月12日

湾奥へお二人様をシーバスヘチ釣りにご案内

先日、いつも通っている釣り場にお二人様をご案内しました。
一名は湾奥シーバスヘチ釣りにすでに慣れている方、もうひとかたは釣りは久しぶり、ヘチ釣りは初めて。
まずは喫茶店に集合して説明会。
ロッドは海の小物釣り用のスピニングロッドで使えると判断、タイコリールだけお貸ししました。
かなりお久しぶりの釣りだそうですが、ひと通りの知識のある方で話が早い!

夕暮れ時を狙って釣り場ヘゴー。

この日は潮があまり良い日ではなく、しかも緩やかな上げ潮。
湾奥だと下げ潮の時のほうが何にせよ釣果が良いのですが仕方ありません。

風も弱く、ついには池みたいな凪に…。困りました。
いる、ということを確かめるために私も糸を落として探ります。
ガイドとしてはどうか、と思われますが一番最初に小型のセイゴ約30cmをゲット、すぐにリリース。
底にいることはわかりましたので、そのように説明して私はダナイブロス・インジェクターに変えて中層タナにチェンジ。
とりあえずボウズを逃れたのと、来ていただいた方にどうにか釣っていただきたいのです。

ここからアタリが全く途絶えます。
もうひとかたは小型のセイゴを2本あげました、お、私より上手い!
そしてかなり時間がたってもうだめかなと思った直後、同じ方の方の水面に大きな音が!
慌ててタモを手に飛んでいきます(この日タモを持っていたのは私だけです)

タイコリールは巻上げ比1:1ですから、安物のスピニングリールと比べても巻くのは相当遅くて大変です。
しかし水深も浅く水面までの距離も近い湾奥の釣りならば、それほど大変ではないですし、
なにより魚との直接的なやりとりの味わいはたまりません。
ドラグもなにもないので、強く引かれた時には親指でベイトリールのように(しかしスプールを)サミングしながら糸を出します。
これが気持ちいい!
暴れるやつをいなして、危なくなったら指ドラグで糸を繰り出し、また巻き上げ、を繰り返して寄せます。
なんとかタモ入れ完了(人の手伝うと楽ですね)

やりました!50cmアップのフッコ!この方の初めてのサイズです!

重いし立派な厚み。水のきれいなところだったらさぞかし美味しいんでしょうねえ…。
そしてほどなくまたもや

これはギリギリ50cm足らず(本当にギリギリです)、しかしこれは先程よりも元気でした。
我が事のように嬉しい瞬間でした。

それにしても面白いのは、イソメ餌の落としこみでシーバスを釣ると、普段はベイトフィッシュを斜め方向から噛んで襲うスズキが、
虫エサだと明らかに吸い込んでいるんですよね。餌次第で食べ方を変えているようです。
その証拠に、鉤はいずれも口の中に飲まれていました。
(チヌ鉤やグレ鉤のごく小さなものでこんな大きな口の魚が釣れるのはいつも不思議です)
鉤がどうしても外せない時には、やむなくチモトでハリスを切ります。
このほうが魚にダメージもなく、いずれ鉤は自然と代謝で外れることが多いそうです。
釣った方は、今度はうまく口横に鉤掛かりさせたい、とのことでした。

私は一尾後はあたりもなく、もうひとかたはアタリもなかったということで残念、
なんだか申し訳ない気持ちになりましたが、とても楽しんでいたということでホッとしました。
すぐにタイコリールを手に入れるそうです。

この釣り方はとてもマイナーだと思うのですが、よく釣れる方だと思います。
また身近な人を誘っていってみたいとおもいます。  


Posted by 涙骨 at 10:44Comments(0)湾奥シーバス

2015年08月09日

ダナイブロス インジェクターで延べ竿ヘチ釣り、シーバス



数日前の定番の場所、0GTへ。

まずは定番のやり方で。

前回と全く同じセットです。
やはり日が高いうちの湾奥河口域は厳しいです。
日が落ちたらちょこっとあたり、いただき。

約35cm。
このままこの調子でやったらまた大物が釣れるかもしれないけど、今日の目的は違います。

数年前に買ったダナイブロスのインジェクター
世界最短仕舞い寸法・のべ竿「ダナイブロ...

世界最短仕舞い寸法・のべ竿「ダナイブロ...
価格:3,024円(税込、送料別)

畳めば手のひらサイズ、22cmのオモチャのような仕舞寸法・世界最短の竿に
道糸、ハリス、小さな錘、鉤、餌、以上。
渓流の延べ竿にアタッチする仕掛け巻きが便利です。

インジェクターは伸ばせば2.8m、ヘチ竿とほぼ同じ長さです。
タイコリールを使うのとは違って、仕掛けの全長は竿とほぼ同じ長さで固定、
慣れた釣り場なのでだいたい水深はわかるので試してみました。
これで軽いガン玉をつけて落としこんでいきます。

いまいち水底に足らないようです。
この時間だと60センチから80センチほど水底に足りない感じ。
自分は殆ど底で釣っているのでちょっと不安、下から見上げているシーバスをイメージして
誘っていきます。

リール竿と違い、水中の波の振動がさらによくわかります。
屋形船が通った後の波を受ける感じがヘチ竿とはぜんぜん違う感覚。

もぞっとアタリ、来た!

延べ竿ですがタモいらずの30cm足らずの超小物。
(網が写っているのは欄干から落ちないように、でした)
それでもこの手応えは最高です!
やった、延べ竿でも釣れることが実証されました。

ここでさらに、底を探れるようにハリスを長くして竿から80センチほど「バカ」を作ります。
さらに探り歩く。秒速30センチ以下の速度でまっすぐ歩く。



きたあ!

さっきよりでかい!

リール竿なら楽勝引っこ抜きだけど、延竿だとあたふたあたふた。

竿を立て、岸に寄せ、あーまた沖へ、
深場に逃げられ竿先が水中に叩き込まれ、

また竿を立て、
「ぎゃあーーーー」と声が出た。
タモ発射。


やった!
これも小物、でも35センチくらいのシーバス、セイゴです。

気持ちいい。ひたすら気持ち良い。
体が気持ち良い、そして、自分が想像していた釣りが、実際に行えて、
実現した心の気持ち良さ。
誰にも教わらず、誰もやってなかった、想像してただけの世界が、現実になった楽しさ。
釣りはフィジカルな楽しみだが、こういう側面もあると思います。

私が普段行っている釣り、落とし込みやヘチ釣りは、水深さえマッチすれば、道具はあまり必要ありません。
魚の生態と環境を把握し、居場所を掴むことが何より大事な釣りです。
思えばこの釣り場は、かつて芭蕉らも釣りを楽しんだ大川(いまの隅田川)河口域。
その当時と変わらない釣り方で、やった感じ。
その面白みもありますが、
やっぱり何より、自分の想像は間違ってなかった、という悦楽。
延竿落とし込み、癖になりそうです。  


Posted by 涙骨 at 13:23Comments(0)湾奥シーバス

2015年08月06日

ゾンビ・イソメで東京湾奥・シーバス・ヘチ釣り

一匹の魚と、まさか20分以上も戦うなんて思ってもみなかったです。それも東京で。しかも敗けました…



先日江ノ島釣行で余ったイソメを消費するべく慣れた霊岸島へ。
狙うはヘチ/落し込みでのシーバスです。
都内で最も慣れた釣りの一つです。

その前に壊れた竿のパーツ探しにロッドビルディングで有名な日本橋のこのSABALOさんにいってみました。
http://sabalo.co.jp/
ものすごくちゃんとしたお店で、素人くさい私のちゃちな竿の修理にも熱心に相談に乗ってもらえました。
(しかし合うパーツはなく…)

八丁堀からほど近い隅田川の親水公園で、落とし。
とりあえず釣れる気もしないので最小のセットで臨みました。

写真の通り、セットはこれだけ。




TRGRの6810Lはこのての中では長い方で選びました。
東南アジア出張時の釣り用に購入しましたが、彼の地の熱帯魚相手のソフトルアー釣りに効力を発揮。
意外と海のエサ釣りにも応用が効きます。

リールはプロックスの落とし技K80、カミツブシとカサゴ針/チヌバリ。

釣り場についてみれば、イソメが大出血…。
保冷剤も入れてきたのに暑さで一瞬でご臨終。完全に死んでる…。
いやあ、参ります。酷暑で食材もどんどん悪くなりますが、エサもやばいです。
まあこれでもやってみます。かなり気持ち悪いですが…。

やはり落とし技Kと短竿の組み合わせはナイスです。
軽い錘でもBJ85より遅いスピードで糸がするすると出ていきます。
着底するとピタッと回転が止まるのが良いです。

ほどなくして35cm程度の小物だがセイゴ、ゲット。
このサイズでもちゃんとファイトするので気持ちいいです。
霊岸島のセイゴ
(何故かうまく写真がアップできません…)


この後もたまに当たりがあり、なかなかいい感じ。
しかし後に続きません。
鉤の上50cmに打ってあったカミツブシをチヌ仕掛けのように鉤の近くに打ちなおして再度トライ。

この後に、
竿先が水面に引き込まれた。
デカい。
タイコリールを巻く、水面でジャンプ、エラ洗い。
これはタモなしでは辛いサイズ、竿を置いて糸を手繰り上げて取り上げなくてはいけません。
そのために、少し弱らせるべく、やりとり。
親指で軽くリールの端を触り、調整しながら糸を出して、
相手はここぞと泳いで逃げようとする。
リールが逆回転して糸が出て行く、これが最高に気持ちが良いですね。
あれ、スズキはこうするとたいてい沖に向かって逃げていくのだけど、アンタなんでヘリに向かうの?

まさか…
障害物のない隅田川の堤防に根があるなんて。
緊急用のはしごのたもとに潜り込みやがった…。
どんだけ引っ張っても出てこない。
ハリスはチヌ用に細めなので強く引くとすぐ切れる。
こういう時はゆるめて油断させて、動いたところを巻き上げるに限ります。

さあ、根比べ。

5分
動かない。糸をさらに緩め、左手で道糸だけを持ち、全神経を集中する。

10分
まだ動かない。ちょっと様子を聴いても警戒させるだけだ。

15分
いいかげん動いてくれ。神経が焼き切れそうだ。

20分
もう終電なんだよ、頼む。

ダメだ、強引なやりとりするしか、もう時間がない。
方向を急激に変えて引いてみると、あっさり






ぷつっ





切られた…。
20分待って水中でエラブタで切られた模様。
錘は鉤のすぐ上に打っておいたのですが、それごとなくなっている。

やられた。完全にやられました。
スズキよ、お前に終電があったら、焦って勝負に出てくれたかもなああああああ。

この後は時間もなく、片付けて終了。
悔しくて倒れそうだったが、不思議と爽快で悔いはないのです。
あんな長い時間、魚とやりとりしたのは初めてでした。
スズキは本当に面白い魚だ。


それにしても、最後はゾンビのようにドロドロになったイソメでも、
臭いと誘いであんなクラスの魚を鉤掛かりさせることが出来るんだということがわかり、
これは発見でした。


釣り場近くの深夜スーパーで悔恨のチューハイを飲んで、この日はおしまいです。  


Posted by 涙骨 at 09:42Comments(0)湾奥シーバス

2015年08月04日

宮崎で初の延べ竿前打ち

先週、宮崎に仕事で出張に行った折に間を見て釣りへ。
宮崎県では昨年はじめて年無しチヌをあげたこともあって、期待が高かったです。
しかし数日前から台風のおそれ、結局それていったものの風も波も強い毎日。
それにも懲りずに毎日レンタサイクルを何10キロもこいで宮崎港の釣り場へ向かいました。


最初はこんなかんじでヨコスジイシモチ?(テンジクダイ系だと思うのですが、やけにデカい(15cm以上)のと胸鰭が立派で同定できず)


フグの類がポンポン。あいにく疎いもので。


やっとあがったアラカブ(かさご)。ここに写っているBJ85は数時間後に海に消えることに…。

一瞬で釣れたので2匹並んだネンブツダイ(切り身餌にしました)


次の日はホテルでこそこそと朝食作り、アラカブは煮物にしました。美味でした。


昼からは大淀川河口域のテトラ帯へ。
いかにも魚がいそうな場所、涎が出ました。
でも最初はフグ…。
ここで初めて渓流竿で前打ち/落とし込み風の釣りをしました。
前夜に竿とリールを魚に持って行かれたので、宮崎市内の中古釣具店宝島さんでゲットしたズーム竿。
前打ち竿/タイコリールと違って準備も簡単で何より操作しやすい。
この日は強風だったのですが、なれない竿でもとてもやりやすかったです。

飛行機の時間があったのでタイムリミット寸前、本当に最後の一投で

念願のチヌがきました!20cmちょっとのカイズサイズですが、それでもうれしいです。
なにより糸鳴りが聞こえたのが痺れました。
いつもの様に虫餌にガン玉だったのですが、穂先がヘチ竿よりもやわらかいのでアタリを聴くのは少し難しいですね。
でも手応えとやりとりは最高の感触です。
のべ竿前打ち、癖になりそうです。

帰りにテトラから降りると砂地なのでところどころ陥没していてちょっと怖いです。


大物は釣れませんでしたが、やはり宮崎での釣りは楽しい物でした。
次はいつ来れるか、楽しみです。




  


Posted by 涙骨 at 12:05Comments(0)釣り旅

2015年08月03日

PROX プロックス 落とし技k OTWK80 使用レポート

初めてのブログですが、まずは最近手に入れたリールのレポートから始めてみます。

先日の出張中の宮崎港での釣行で油断した隙に、お気に入りのセットがあっという間に魚にひったくられて
海へとすっ飛んでいきまして…。

旅先での釣りや電車釣行が多かった私は、ひたすら小継なものばかり使っていました。
釣りはほとんどヘチ釣り、落とし込みタイプです。
最初に愛用したのはこれ。
プロックス(PROX) FX小技磯FE 1.5−280
とにかく超小継で感度も良くてどこにいっても重宝しましたが、困るのが穂先割れ。
ちょっとしたことで折れまくりました。そのたびに補修して使いましたが短くなりすぎてアウト。

次にゲットしたのはこれ。
プロックス(PROX) FX小技磯FE 3.0−280遠投
遠投用だから感度はダメかなあ、と思ったらそうでもなく、しなりで遠投するようになっているところがうまいこと感度に生きていて、
しかも強度面ではかなり安心していたものですが…。今頃海の中。魚にも申し訳ないことをしました。

愛用していたリールはこちら。
ダイワ(Daiwa) BJ 85
竿もショックでしたがこれが一番痛い…。
これにしてから明らかに釣れる率が高くなりました。
大口径で巻き取りもよく、軽くて最高!
空回りすると右側に(私は左巻き)糸が絡まるのだけが難点でしたが、これは名器でした。

そしてやむなく新調したのは、残念ながらナチュラムに売っていないこちら。
http://www.proxinc.co.jp/lineup/page.jsp?mode=id/118
OTWK80ノンドラグ右/左 2号/260mギア比1:1自重69ベアリング:2BB価格OPEN
プロックス 落とし技k 80

こちらはなぜかなかなか売っているのを見かけない…。
2015年7月発売で新商品なのに店頭はおろかネット通販でもほとんどない(D付きはちょこちょこあります)
某通販で購入、入金したものの「在庫なし入荷未定」で返金されました、謎。
なにか売っちゃいけない理由でもあるのでしょうか。

楽天には一回り小さいサイズの70がありますね。

探して都内某釣具店で最後の一つを何とかゲット。
手にとって見たい印象は、軽い!とにかく軽い。
作りはまあちょっと…荒いですね。ヘリの方とかバリとかもちょっといいかげんで少しがっかり。
しかし実釣で使ってみないことにはわからないので週末にゴー!
江ノ島の裏磯江ノ島の裏磯2
気持ち良い磯で、まずは前打ち。
ニッシン プロスクエアー マルチ クロダイ UG 4505
竿はこれです。

磯で前打ち?という人が多いと思いますが、私はどこにいってもミャク釣りをするのです。
ヘチ釣りからはじめて、もうこれ以外の釣りができなくなりました。ダイレクトさがたまりません。
投げれません!届きません!でも楽しいのです。


この日はスマホを忘れてしまい潮もわからず残念ながら満潮に向かう時間。
刻々と寄せる波に洗われて、釣りもなかなか進まず。
ごくたまにあたりがあります。でもその程度。

ああ、いけない、釣りレポになっちゃいますね。
リールのレポートでした。

実際にまともに魚がつれたのは、堤防に移動して前打ちではなくてこの竿にしてからでした。
ダイワ(Daiwa) シーパラダイス さぐりづり S−250
海上釣り堀用の竿なんですが、実際に手にとって見るとバランスや軽さ、強度といいヘチ釣りにピッタリ。
釣り堀で大きな真鯛なんかもあげちゃうミャク釣り用ですから。
これに落とし技K、糸はサンラインの黒鯛2.5号、ハリスはシーガーのフロロ1.5号、錘は大きめのカミツブシ、鉤はチヌバリの2号です。

前打ちの時と違い、軽い錘でもするすると落ちていきます。これは嬉しい。
そして竿に装着してからも、やはり軽い!
軽すぎて、存在感が無いです(笑)。
使っていたBJ85は軽いのですが「俺はBJだぜ」というような何か存在感があるのですが、
ここには何もない!みたいな。
道具の個性に拘る人には物足りないかもしれません。
しかしとにかく釣りやすさにこだわる方、短竿ヘチでのべ竿感覚で釣りたい人には良いのでは?

回転だけして糸を出し忘れると右側(私は左巻きなので)に糸が絡まりますが、スプールごと外して解消できます。
あと、プロックス(PROX) 波堤チヌにも通じるのですが、
つまみのない側(渡しの場合、右持ちの左巻きなので竿の右側)ほう、右手の左指で回転をストップさせることが出来るのは、実は便利です。
ノンドラグで指だけで糸を出し入れするのに、結構武器になります。

この夜のまともな釣り物は、尺に少し足らないグレでした。

グレはこのサイズでも良く引くので好きです。
この手のマシンカットのノンドラグのリールに共通しますが、アタリは竿先だけでなくリールの感触でも取れますよね。
その点でも、この軽量さはかなり良いと思います。

心配なのはあまりの軽量さ線の細さで、耐久性ですが、これは使ってみないとわかりません。
まあキャスティングで6000円でお釣りが来る格安商品ですから、どうでしょう。
タイコリールはひたすらシンプルなシロモノです。ほとんどただの糸巻きを言っても良いでしょう。
道具よりも腕にかかってくるのだと思います。

というわけで初ブログ、でした。
そうそう、この夜の釣りはこれで閉めでした。

ゴンズイちゃん。20cm近くあったのでお持ち帰り。
翌朝味噌汁にしてみましたが驚きの旨さ!トロットロで脂乗りまくり。毒針に気をつけて次回も釣りたいです。

  


Posted by 涙骨 at 15:53Comments(0)釣り道具