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ヘチ釣り/コスリ釣り/落とし込み/前打ち/探り釣り/穴釣り/など、その他、脈釣り全般で釣れるならなんでも挑戦、というような釣り人の釣りに関する日記です。 時々それ以外の釣りもしますが、ダイレクトなやりとりがたまらない脈釣りを愛好しています。 たまに変な釣りを思いついて試すこともあり。 ゲットした釣具の紹介や、出張先での釣り日記なんかも公開していきます。

2015年09月07日

四国釣り旅その4〜香川 女木島

愛媛から香川県に移動、高松についたらすぐに一番近い離島の女木島に渡ります。
最終の船が18時10分、それ以降は次の朝まで島にいるしかないです。
四国釣り旅その4〜香川 女木島
四国釣り旅その4〜香川 女木島
ここには昨年、1週間ほど滞在して釣りをしていました。
今回は間借りしていた家主さんたちとほぼ初対面でお世話になります。
彼らは釣りには詳しくないものの、島にいると自然と釣りをするようになったようです。
サビキをするけれども「コマセって何?」という感じ、何故かと言うとアミコマセなしで仕掛けだけで魚が釣れるから。
それだけ豊穣な海だということです。

ついた夜は小雨で、軽く堤防で落とし込み。
釣り物は前回同様カサゴばかりでしたが、落とせば釣れる、という状況はやはりすごいです。
あまりに釣れるのでどんどんリリースしていきます。

次の日にはやっと雨が上がったので浜で海遊び。
小さな貝をとって延竿釣りのエサにすると無数のフグがやってきます。
最初はエサ取られてなかなか釣れなかったフグも釣れるようになると楽しいものです。
この辺りの人達の中には釣ったら普通に食べる人もいるそうですが、さすがに出来ません。
この後は近くのテトラで同様に延べ竿遊び。ここでもフグ、そしてちらほらカサゴ。
まだ陽が高いので当然ですが、夜は期待できそうです。

陽が沈んだらまた違う堤防で落とし込み。
ここでは昨夜以上のカサゴのバカ釣れ。落とせば来る、という感じです。
外側に大きく投げると大型のスズキが、という噂でしたが、バシャバシャ跳ねていてもかかりはゼロ。
これはやはりルアーの出番でしょうね。
とにかくカサゴが永遠のように釣れるので、良型だけキープして帰りました。
釣れすぎて疲れる、というのも珍しいです。
四国釣り旅その4〜香川 女木島
四国釣り旅その4〜香川 女木島

一日中島にいられる最期の日には、早めに出かけて磯で遊びを。
ここでもフグ祭りで延竿遊び。
連れた魚を水面滑らせて寄せてくると、仲間のフグたちが後ろから数匹ついてくるのが面白くて、
それを見るために遊んでいました。

潮が満ちてきたら久しぶりの素潜り。
釣り場だった場所を覗くと、小さな魚達がいっぱい。
ベラの群れ、メバルや黒鯛の子供たちと泳ぐのは気持ち良い時間でした。
ちょっと調子に乗って沖に出過ぎたことも、私はそれほど泳ぎが得意ではないので、
適当に背泳ぎしながら休んで、ここはという場所では水底に潜って遊んでいました。
同行者はまさかのアワビをゲット。ココらへんはまともな岩場はなく、漁業としてもなりたってないはずのアワビ。
四国釣り旅その4〜香川 女木島
四国釣り旅その4〜香川 女木島
潜って取れるくらい地元の人も気にしない、とのことで、そのまま刻んで海水で洗って食べました。
さすがに美味しかったです。

この夜は日が暮れる前に裏側の漁港にいっての釣り。
ここは船着場から遠く、釣り人が少ない場所です。
期待を込めて落としこみで探り歩くのですが、いまいち反応が良くないです。
日が沈む前にどうしても試してみたい場所があったので単独、軽装備で向かいます。
そこは人工磯のような石積みの場所で、前は自然の岩礁帯で水深も浅そうです。
こういう場所では短竿の落としこみは勿論、投釣りもウキ釣りも出来そうにありません。
そういうところこと、渓流竿でミャク釣りです。
今回の旅中で中古で手に入れた5.4mの軽い竿で探ります。
一番手前で、落として5秒、一投目で小さめのアイナメ。
その次すぐに大きめのアナハゼ。
さっきとはエライ違いの高反応。
陽が沈んでいくにつれてあたりが増えます。

突然ぐっと引き込まれる、重くて早い反応。
竿が立ちません。はじめてこの竿を両手で持って立てますが無理です。
なるべく竿を立てて、無理せずに竿の弾力を使ってゆっくりと魚を浮かせます。
少し空気を吸わせて、また潜られての繰り返しの後、やっとのことで水際まで持ってくるも、
タモが遠い…。。
油断すると一気に逃げられそうです。
この時点で何か全然わからない…。
糸を手で掴んで手繰り寄せようにも、暴れまわって叶いません。
ふと、先日耳にした「むかし鮎釣りをして手繰り寄せられなかった時、竹竿を手元から抜いていってたぐり寄せた」
という話を思い出して、思い切って竿をたたみながら取り込みます。
ほとんど全部仕舞いこんで、糸を手にして手繰ると、そこには30数センチはある太いクロソイがあがってきました。
細い渓流竿で、感無量です。

この後これより少し小ぶりのクロソイをもう一尾、さらに尺には足らないグレをすぐに釣り上げました。
タイムアップさえなければ永遠のように釣りができそうです。
後ろ髪をおもいっきり引かれながら、館の方へ戻ります。
大きさとしては、それほどでもないでしょう、しかし自分の釣りができた、という実感は何にも代えがたいものでした。
四国釣り旅その4〜香川 女木島
四国釣り旅その4〜香川 女木島
四国釣り旅その4〜香川 女木島
四国釣り旅その4〜香川 女木島
四国釣り旅その4〜香川 女木島
四国釣り旅その4〜香川 女木島
家の戻って家主たちと釣った魚で刺し身パーティー。
グレの胃の中は綺麗な海藻ばかりで、身も昆布締めのような美味しさ。
クロソイはちょっと食べたことのない美味しさでうまく表現できません。
とっておきの日本酒とも、ぴったりでした。

この後は思いつきで家主さんたちと堤防で釣りをしました。
落とし込み、探りは初の二人でしたが、あっという間に要領を得て良型のカサゴをゲットしていました。
今回新しく思いついた仕掛けでやってもらったのですが、これがかなり良かったようです。

女木島での最後の夜に、思い出深い釣りが出来ました。



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